兵庫県糖尿病対策推進会議について

糖尿病対策推進会議について

  糖尿病は、厚生労働省の統計によると、糖尿病の可能性を否定出来ない人を含めると平成14年(2002年)には患者数が1,620万人に達し、まさに国民病と称してもおかしくない状況となっています。

 従来より、各方面で様々な取り組みがなされていますが、患者数は増加の一途をたどり、自覚症状が無い故に受診をしない、あるいは受診が遅れる、さらには継続した管理がなされていない等も問題となっています。

 この様な状況を踏まえ、平成17年2月に、日本医師会、日本糖尿病学会、さらには患者の方も構成員である日本糖尿病協会の三者で協議の上、共に糖尿病対策に積極的に取り組むため、糖尿病対策推進会議(現、日本糖尿病対策推進会議)を設立し、糖尿病対策のより一層の推進を図ることとされました。

 糖尿病対策にあたっては、地域での取り組み、さらにはかかりつけ医の役割が重要であることから、各都道府県においても糖尿病対策推進会議を立ち上げることとなり、平成17年6月、兵庫県医師会、日本糖尿病学会、日本糖尿病協会兵庫県支部により、兵庫県糖尿病対策推進会議が設立されました。

 兵庫県糖尿病対策推進会議では、一次予防として市民の方への啓発を行う糖尿病市民公開講座を開催すると共に、二次予防として医師に対する糖尿病学術講演会を開催しています。

 なお、平成19年8月には、歯周病の治療が糖尿病の治療に果たす役割が大きいことから、日本糖尿病対策推進会議に日本歯科医師会が構成団体として加入されました。
そこで、兵庫県糖尿病対策推進会議においても平成19年9月より兵庫県歯科医師会が新たに構成団体として加入され、共に糖尿病対策にあたることとなりました。

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